セントラルスポーツ社会体育専門学院に入学したのは、1993年4月吉日、19歳の時でした。
ここは、インストラクターのなるための基礎が学べる学校です。午前中は、エアロビクス、水泳、トレーニングの実技を受け、午後は座学を受け、夕方以降は自主トレーニングをします。
ビルの7階でしたが、エレベーターを使用してはいけないという校則があり、学生は毎日階段を使用して移動していました。エレベーターを使ったことがみつかったら、逆立ち腕立て伏せを30回、やらされます。フィットネスインストラクターになりたくて、この学校を志願した人にはいいでしょうが、なんとなく受験に失敗して入ってきてしまった人には、辛い学校だったと思います。
私は、エアロビクスのインストラクターになるために入学したので、水泳はあまり得意ではありませんでした。
セントラルスポーツは、水泳選手の鈴木大地選手を輩出したスイミングスクールで、もともと、水泳の指導に力を入れている会社です。学生も、水泳選手出身の子が多く、学校の求めるレベルに達することは、私にはとても困難でした。足をついたら、先生からビート版を頭にぶつけられるというシゴキに耐えました。今だったら、問題になりそうですが、当時は普通にありました。懐かしいです。
パンフレットがあったので、掲載します。「好きな道が進む道」「愛する仕事があると、人生楽しいと思う。」「もっともっと勉強して喜ばれるインストラクターに。」私の原点はここなんだと思い出しました。思い出せてよかったです。
当時は、東京都板橋区、神奈川県藤沢市、千葉県市川市に、合計3校開校されていましたが、残念ながら現在は閉校しています。セントラルスポーツ株式会社は存在するので、修了証書が必要な時は会社の総務に連絡すれば発行されます。
後々、別の資格試験の際に、修了証や成績証明書が必要となる機会が多く、本社の総務があって良かったと実感しています。これから進学先を検討する際、10年後・20年後も学校が存続していそうかを、選択の基準に加えるのもいいかもしれません。
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